「生でおいしい生たまご」シリーズ
第17回
パッケージ
生でおいしいこだわり卵のパッケージ。外箱や卵の紙パックは版画調で統一されており、コントラストのきいたグラフィックデザインが秀逸。豊栄の自然を感じることができ、商品から地元愛が感じられる。
価格(税込)
関係者
企業担当者やデザイナー
-
代表
高光哲哉
高光養鶏場
-
代表
浜本京子
サポートオフィス京
-
切り絵作家
吉田路子
INTERVIEW
2022.12.25
東広島市豊栄町で「解放鶏舎の1羽飼い」という昔ながらの飼育方法で作られるこだわり卵「生でおいしい生たまご」のギフト商品。自然豊かな生産環境と、変わらないモノづくりへの姿勢を商品パッケージに表現しました。一つのパッケージで、この卵を基本に様々な商品を組み合わせて、5種類のセット商品を展開しています。
デザインの依頼をしたきっかけを教えてください。
新型コロナウイルス感染症への対策として、非対面型ビジネスモデルへの転換に向け、商工会の「小規模事業者持続化補助金」を活用。
自販機売場の充実とECサイト構築を目指す中で商工会の専門家派遣で紹介されたサポートオフィス京・浜本京子氏のディレクションにてブランドの見直し作業と商品パッケージ、パンフレット、看板などの改良を行いました。
基本デザインは呉市在住の切り絵作家・吉田路子氏に原画製作を依頼しています。
どのような想い、コンセプトを大切にしてデザインをしましたか。
自然豊かな環境下で、創業以来60年間続けてきた「一羽でのケージ飼い」と工夫のエサで育てる、新鮮なこだわり卵の商品力・世界観を伝えるためのデザインに日本の伝統的な切り絵を使用し、モノクロを基本としながら明るいデザインに仕上げました。
梱包資材にはプラスチックや発泡スチロールを使わず、自然素材の紙パックと段ボール箱のみで卵の輸送耐性を持たせ、複数あったギフト箱を共通の一つの箱で使えるようデザインを工夫しました。
商品が出来た後の反響を教えてください。
ギフト箱までブランドイメージを統一し、自然の豊かさと誠実な養鶏への想いが切り絵によりイメージ表現できた事で、送られた方から高評価を得ています。
また、東広島市の「東広島マイスター」や、広島県央商工会の「セントルマルシェプライム」のブランド認定を受ける事もでき、東広島市のふるさと納税の返礼品の商品としても登録され、注文依頼を受けるようになりました。
応募者
高光養鶏場
- 住所
- 〒739-2315 広島県東広島市豊栄町吉原3104
- TEL
- 082-432-3224
- FAX
- 082-432-3397