第18回審査員紹介
賞の選定は、学識経験者やデザインの専門家を中心とした6人の選定委員会により行われます。
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吉田 幸弘
広島市立大学芸術学部 教授
昭和59年3月 東京芸術大学美術学部デザイン科卒業後、平成6年4月 広島市立大学芸術学部デザイン工芸学科に講師として就任。
この委員をお受けして十余年、蝉の声と共に分厚い応募資料が届くとまたこの季節がやってきたことを実感します。第一印象だけではわからないことも、一つ一つ資料を読み進めていくとその商品にかけるデザイナーの想いが感じられ選定をますます悩ませることとなります。その中には初めて気づく広島発のデザインもあるのです。日本全国で地域性が叫ばれる中、この賞を契機に広島らしい商品とは何か、広島におけるデザインとは何か、出品者と一緒に考えていきたいです。 -
高橋 篤博
マツダ(株)デザイン本部 副本部長
兼ブランドスタイル統括部 部長平成2年多摩美術大学立体デザイン科卒業、同年4月マツダ株式会社デザイン本部に入社。近年アドバンスデザインにて魂動デザイン戦略を担当後、現在はマツダ独自のブランド様式を確立させる業務に従事。
デザインとは人や暮らしを豊かにする事です。美しいデザインは人を集め、考え抜かれたモノには充足感や笑顔を生み出す力があります。先人たちが築いてこられたこの平和都市広島をデザインの力で豊かさを増して子供たちにつなぎたい。応募者の皆様と共にその一旦を担えればと思います。 -
胎中 英信
マツダ(株)デザイン本部
ブランドスタイル統括部 シニアスペシャリストデザイン事務所や広告プロダクション、インハウスデザイナーなど幅広い経験を経て、平成27年マツダ株式会社デザイン本部にデザイナーとして入社。
同本部、ブランドスタイル統括部においてCI、VIなどグラフィックデザインの領域に携わる。
ひろしまグッドデザイン賞におきましては、デザインの力による地域産業の発展、また地域社会に根付く独自性を表現した商品に期待しております。
審査を通じ、ひろしまのものづくりの一端に貢献できればと思っています。 -
中村 圭
広島市立大学芸術学部 デザイン工芸学科准教授
平成15年3月広島市立大学大学院芸術学研究科を修了。その後も同大学芸術学部で教育・研究に携わり、平成31年4月よりデザイン工芸学科准教授に就任。
ひろしまグッドデザイン賞にエントリーされたデザインの審査は、地域で活躍されるプロフェッショナルの仕事との対峙だと捉えています。デザインの意図や工夫をどれだけ汲み取れるか、いつも身の引き締まる思いで審査に臨んでいます。他方、ひろしまグッドデザイン賞は、生活や社会を、より良く、より豊かにしようとする個人やチーム、企業の志に触れる機会でもあります。この賞を通じて、挑戦的なデザインが評価され、広島から広く発信されることを期待しています。 -
三宅 曜子
株式会社クリエイティブ・ワイズ 代表取締役
マーケティングコンサルタント ライフコーディネーター消費者心理をベースとしたマーケティングコンサルタント、また生活全般の提案を行うライフコーディネーターとして、経済産業省、農林水産省、内閣官房、地方自治体、及び企業のマーケティング全般の指導、販売促進企画プロデュースをはじめ、全国各地での講演会、セミナー等で活躍中。(例:女子サッカーチーム「なでしこJAPAN」国民栄誉賞記念品の広島県熊野町の化粧筆世界的ブランド化プロデュース等。)
ひろしまグッドデザイン賞は、「デザイン」というだけでなく、消費者の欲しくなるというニーズの喚起になる非常に重要な役割を持っているので、マーケティングの観点からも大きな要素になると考えます。 -
彌中 敏和
GKデザイン総研広島 代表取締役社長
平成3年 九州芸術工科大学 芸術工学部 環境設計学科卒、同年(株)デザイン総研広島入社
平成24年 (公社)日本インダストリアルデザイン協会 西日本ブロック長就任
平成25年 (株)GKデザイン総研広島 代表取締役社長就任
何をして「グッド」と評されるかは毎年、全世界的に判断のうねりを大きくしています。そのなかでもひろしまグッドデザイン賞は、消費者目線を大切にしつつ数日にわたる厳粛な審査を経て、当地広島が考える「グッド」を世に提示することが使命と考えます。みなさまからの多様な提言がこの賞の糧です。奮ってのご応募お待ちします。
センターへのご相談
デザイナーとの協業やデザインに関する相談などを行う際に、公的支援機関「広島市産業振興センター デザイン支援室」にお問い合わせいただくことも可能です。
担当 田中 志保
センターへのご相談
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担当 田中 志保