DEARBLUE
第19回
準グランプリ
「青く美しい海辺をつくる」をコンセプトに、海沿いに美しい風景を構成する浮桟橋。 瀬戸内海を有する広島において、陸と海をつなぐマリーナ景観の形成に地域・文化的意義を持つ。また、発泡ポリスチレン製フロートの使用を削減することで、桟橋や牡蠣いかだから放出される発泡材の汚染被害を減少させる海洋環境保全のための取組も素晴らしい。丸みを巧みに使った先鋭的かつ美しいデザインで、より洗練されたマリーナの景観を創り出している。
価格(税込)
浮桟橋
253,000/㎡~円
パワーポスト
1,650,000/基円
フットライト
88,000/基円

















関係者
企業担当者やデザイナー
-
代表取締役社長 最高経営責任者
民秋 清史
株式会社モルテン
-
執行役員 社会基盤事業本部 最高執行責任者
新谷 充弘
株式会社モルテン
-
常務執行役員
門田 慎太郎
株式会社quantum
-
Product Designer/Art Director
北 海人
株式会社quantum
-
Art Director
梶原 塁
株式会社quantum
INTERVIEW
2025.10.15
『DEARBLUE』は、“船と海を守るオールインワンソリューションの提供”を目指し、「デザイン」「メンテナンス」「サステナビリティ」を提供価値とした海洋製品ブランドとして開発しました。
『DEARBLUEがつくるのは、プロダクトだけじゃない。青く美しい海辺だ』
受賞商品をデザインされたきっかけは?
マリンレジャーの多様化やインバウンド需要により、プレジャーボートの大型化・高級化が進む一方、大型艇を収容できる係留施設が不足しています。また、施設のデザインも一般化し、マリーナごとの個性や差別化が難しい状況のため、高いデザイン性や特徴ある施設や設備、海洋環境保全などの社会解決への取組を両立したものが求められるようになってきました。

どのようなコンセプトでつくられていますか?
風景と調和するデザイン、長く愛されるためのメンテナンス、つくるほどに海が美しくなるサステナビリティをコンセプトに開発しました。高いデザイン性はもちろん、業界に先駆けて発泡ポリスチレン製フロートの使用削減や消耗品の交換を最少にする構造、リサイクル材料の積極的な採用といった海洋環境保全にも努めています。

受賞商品の特長は?
「使いやすく美しいデザイン」だけではなく、長期間にわたり安全と利便性を確保する「点検からメンテナンスまでワンストップで対応するサービス体制」、海洋環境保全のための「自然と共存する持続可能な社会の実現に向けた活動」を、浮桟橋から関連製品まで、包括的なアプローチで手掛けています。

応募者
株式会社モルテン
製造業メーカー
- 住所
- 広島県広島市西区観音新町4-10-97-21
- TEL
- 082-842-1151